超貴重
三島由紀夫著
豊饒の海 全4巻揃 うち3巻は初版1刷
新潮社刊 単行本(外函、紙カバー、帯付)
第1巻 春の雪
369p
昭和44年1月5日 発行
昭和47年11月15日 39刷
第2巻 奔馬
402p
昭和44年2月25日 印刷
昭和44年2月26日 発行
第3巻 暁の寺
341p
昭和45年7月5日 印刷
昭和45年7月10日 発行
第4巻 天人五衰
271p
昭和46年2月20日 印刷
昭和46年2月25日 発行
発行から55年ほど経ちますが、4巻ともに外函、帯、表紙カバーが備わっており、また対談集などの付属物も全て完備しています。全体の状態は55年が経つとは思えないほどの美本と思われます。
今年2025年は三島由紀夫生誕100年、没後(三島事件)55年。それを記念して10月27日から開催される東京国際映画祭で1985年のアメリカ映画、MISHIMAが上映される。脚本はシュレーダー兄弟(映画、タクシードライバーの脚本)、制作指揮はフランシコッポラ、ジョージルーカス。40年ぶりの本邦初公開で、ポールシュレーダーの講演も予定されている。なおMISHIMAは三島の銀閣寺、鏡子の家、奔馬を軸に展開される。
本出品の本4巻は発行から55年ほど経つため、外函や帯の一部にヤケやカスレが少しありますが、本の本体は天地、小口のヤケもなく、極めて美本と思われます。対談集など附帯物も完備です。
極美品ではありますが、基本的には古本であることをご理解の上、本の状態については添付の写真によりご判断いただきたいと思います。
PP袋、緩衝材で保護のうえ、匿名発送いたします。
(参考)
『豊饒の海』は、三島由紀夫の最後の長編小説。1970(昭和45)年11月25日、最終巻の入稿日に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した(三島事件)
『豊饒の海』は、輪廻転生をテーマに、明治時代から昭和時代にかけての日本を舞台に、主人公・本多繁邦の半生と、彼が出会う様々な転生者の物語を描いています。第一巻の「春の雪」では、松枝清顕と綾倉聡子の禁断の恋が描かれ、その後の巻では、清顕の転生者である飯沼勲や、タイの姫君、そして透といった人物が登場し、本多は輪廻の謎を追うことになります。最終巻「天人五衰」は、三島由紀夫が自決する日に原稿が完成したとされています。