Carl Zeiss Jena Tessar 7cm f3.5付き
レンジファインダーを覗くとピント合わせは二重像で距離計は無限♾️合ってますが、左右だけで、上下は少しズレています。ピントリング無限位置で、フイルム面からルーペで無限ピントを確認すると(4x5版撮影の定法)、無限の少し手前になっています。つまり、ファインダーでピントが無限であっても、フイルム撮影すると手前にピントが合っていてピンボケになります。調べてみると、前玉の位置が0.5mm〜1mm程繰り出されているようです。しかしこれは絞り開放でチェックしたので、F32に絞り込んで撮影すれば、被写界深度からピントは合うかも知れませんが、これは実際にフイルム撮影し、フイルムで確認する必要があります。
ピント合わせリングはやや重く、時には前玉を回転させてピント合わせすることもあります。グリスアップしたのですが軽くは出来ず、軽くすれば、ピントは更に前に繰り出され、フイルム撮影ではピンボケが増大します。
シャターは全速滑らかに作動します。
レンズは分解清掃したので綺麗ですが、T位置でペンライトで見るとかカビ、チリ、ホコリは勿論有りませんが、極小さな点状のキズ?泡?が見えますが全体にはクリアーに見えます。当時のガラス硝材が柔らかいせか、オールドレンズでは良くあることだと思います。
絞りは絞り羽根にサビ無く真円で動きます。
外観は全体的塗装剥げがあり、補修塗装しています。
以上の理由で価格を安く設定しています。
値引交渉不可、NC, NRです。
 
 カテゴリー:
テレビ・オーディオ・カメラ##カメラ##フィルムカメラ