肥後象眼 象嵌細工
国指定の伝統的工芸品「肥後象嵌」のヘアピンです。
◆サイズ
長さ 約9.2㎝ 幅 約1.7㎝
◆ 素材
象嵌部分 : 鉄・純金(24金)・18金
◆製造国
日本 熊本県
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【伝統工芸】
熊本の代表的伝統工芸肥後象嵌は、肥後藩主細川三斎公が近江国より鍛冶平田彦造を迎え武具を造らせたことにはじまり、以来三百有余年、刀の鍔、小柄(こづか)等に独特の意匠を凝らし、武家に愛好されてきました。
現代では、郷土の美術工芸品として親しまれています。
【伝統が息づく匠の技】
(1)布目切り:タガネを使ってヤスリ状の刻みを入れます。
(2)象嵌:素材に純金、純銀を打ち込みます。
(3)錆びだし:錆液を塗った素材を火で暖めて、赤錆を出します。
(4)磨きだし:純金、純銀だけをきれいに磨きだします。
(5)すじ打ち:陰影を付けるために彫刻をして仕上げます。
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古いものです。
桐箱にはスレや凹み、小傷があります。
和装小物 花柄
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