個人のセレクトショップにて約8万円で購入しました。
(2019AW:定価約10万円)
新品ですが展示品を購入したため状態は良好です。
オーバーサイズだったのでお直しを前提に購入しましたが、お直しも着用もしていません。
モーターサイクルコート(ディスパッチライダースコート)はトレンチコートを発展させたもので、様々なギミックが搭載されています。
ディスパッチは「伝達する」という意味で、第二次世界大戦において、イギリス軍の伝令部隊がバイク搭乗時に着用していました。
実物は裾部分をスナップボタンで留めることで簡易的なツナギに変形しますが、本コートもこの変形ギミックがあります。(写真15~18)
なお、両脇には通気口も配置されています。(写真9)
さらに、コートの内側にはチンストラップが装備されています。(写真5・6)
また、襟の裏には別のチンストラップも装備されているので、表情に変化をつけることも可能です。(写真7)
フロント部分はタイロッケンコートのようになっていて、ベルトで身幅を調整します。
リアルマッコイズ、Maison Margiela、Soundman、Barbour、Goldwin、GRENFELLなど名だたるブランドがディスパッチコートを発表していますが、いずれも高価格帯となっています。
[サイズ(約)]
肩幅:54cm
身幅:68.5cm
袖丈:65cm
着丈:109cm
全ポケットの内側まで調べてみましたが、サイズや品質タグは確認できず、関係者の間で流通していたサンプル品の可能性もあります。
サイズの選択が必須であるため、XL(LL)と表記していますが、実寸からご判断ください。
モデルの着用画像を見ると袖を折り返しているため、最初からオーバーサイズで設計されていることが分かります。(写真19・20)
似たサイズ感のブランドとしてはYOKEやSHINYA KOZUKAが挙げられます。
同ブランドのディスパッチコートは上記実寸と同等~やや大きいながらも、公式サイトではS~Mサイズ表記です。
[汚れ]
特筆すべきダメージは見当たらず、美品の部類です。
ディスプレイとして展示されていたため、新古品もしくは着用回数が極めて少ない個体なのかもしれません。
ただ新品・未使用ではないため、微小な傷などはご容赦ください。
 
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