アイヌ刺繍の半纏です。
チカルカルペやルウンペといった手法による刺繍です。
踊りや観光客に試着してもらうのを想定しているため置き布や仕立てはミシンで仕立てられており
丈夫で長持ちします。
そのため作業着や普段着にも。
刺繍が細かく、色彩豊かでありながら、
紋様も鮮やかです。
本品はルウンペ、色裂置紋木綿衣やチカルカルペ、色先置切伏紋木綿衣と呼ばれる手法で縫われており
木綿の地布にテープ状の置き布を縫い付けその上から刺繍を施した着物になります。
ル 道 ウン ある ぺ 物
という意味で
テープで道を作っていることから
ルウンペと呼ばれます。
また、チカルカルペとは
チ 我々 カラカラ 作る ペ 物
という意味でその地域で積極的に作られた着物はチカルカルペと呼ばれる傾向があります。
着ても良いし、インテリアとして飾っても良いと思います。
袖丈約130センチ
着丈約77センチ