Taro Mizutaniによる「12000」、ユニークなデザインのアートブック。
- タイトル: 12000
- 著者: Taro Mizutani
- 価格: ¥12,000
- デザイン: グレーの表紙に黒い形状のデザイン
本書「12000」は、写真家・水谷太郎の作品として構想され、スタイリスト・石井大、美術・松本千広の協働によってその世界観が立体的に立ち上がった作品集です。
ファッションを起点に、時代や社会との関係性、そして「光とは何か」という根源的な問いを表現するプロジェクトとして遂行されました。
本書はその記録であると同時に、詩人・小説家の大崎清夏、哲学者の福尾匠によるテキストを収録し、アートディレクター・坂脇慶のもとに再構成された新たな作品体でもあります。スマートフォンやデジタルメディアに囲まれた現代において、視覚情報の源である“光”の意味を見つめ直し、纏うこと、映すこと、見ることの本質を多層的に問い直しています。
展示会場にて本作品の欠片を拾い掴み、その後この本を読むことで本作全体を体験することができる仕掛けとなっています。
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