60年代にジャズシーンに登場した新主流派トランペッター、フレディ・ハバードが残したBlueNote第7作目のアルバムです。(6作目BLP4135 Here to stay は当時未発表で1976年に初リリース)初リーダーアルバムOpen Sesame以降モダンジャズのメインストリームを歩み著しい成長を遂げたハバードの自信漲る内容です。全曲自作曲で構成、サイドメンはジョー・ヘンダーソン(ts)、ジェイムス・スポールディング(as)、ハロルド・メイバーンJr.(p)、ラリー・リドレー(b)、クリフォード・ジャービス(ds)、ビッグ・ブラック(conga)他とハンク・モブレー(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショー(b)、ピート・ラ・ロッカ(ds)他という2組の構成でいずれも錚々たるメンバーが繰り広げる演奏はまさに60年代のモダンジャズのエネルギーが充満しています。
US BlueNote BST84196 liberty label stereo vangelder
オリジナルは1965年リリースのNY labelですが本盤は1967年のliberty label リプレス盤です。ジャケットは経年劣化で擦れ、右上他に折れ(写真8,9枚目)、黄ばみ、傷み、一部退色があります。盤は目立つ擦り傷は目視できませんが所々ジリ、チリパチノイズが入るところがあります。全体的にはノイズは少なくBlueNoteらしいvangelder サウンドを楽しむことができますが少しでもノイズを気にする方はご遠慮ください。雰囲気満点のジャケットデザインも秀逸です。
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