作家:浜口陽三
タイトル:『蝶と葉』
技法:銅版画(メゾチント)
部版:43/111
制作年:1972年
カタログ番号:132
額サイズ 31×32cm
図柄サイズ 8.5×9.6cm
コンディション良好。
額も傷なく綺麗です。
箱に小さな当たり傷1〜2箇所。
<作家詳細>
黒々とした闇を彩る小さな輝き……赤や橙、青や紫の蝶、さくらんぼなど果物や、身近な静物をモチーフにした作品の数々は、シンプルな構図の中で奥深い情感をたたえ、その静謐な空間は、世界中のファンを魅了しています。
1909年、ヤマサ醤油株式会社の10代目社長、濱口儀兵衛の三男として和歌山に生まれます。東京美術学校を中退してフランスに渡り、1955年には最初のカラーメゾチント「西瓜」を制作。1957年にはサンパウロ・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、日本人として初めて版画大賞を受章。
数々の国際的な賞を受賞し、作品集の刊行や、亡くなる二年前には、東京にミュゼ浜口陽三が開館するなど、日本のみならず、世界的にその地位を確立し、20世紀を代表する銅版画家となりました。
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