ハノーバーのマスターフレックスラインのコードバンサドルシューズだ。MASTER FLEXラインであるため、1980年代のペアではないかと推定している。当時としては、上級ラインとして販売していたようだ。アッパーのシェルコードバンは厚みがありが使用されており、かなり上質なコードバンである事が伺える。また、カラーリングがバーガンディというより、ウイスキーカラーに近い色合いが非常に印象的だ。また、80年代・90年代のアレンエドモンズのコードバンのペアにも見られ、当時の人気のカラーではないかと考えている。
Hanover
1899年ぺンシルバニア州ハノーバーにて創業する。創業者ハーパー・ドネルソン・シェパード氏には二人の息子がおり、創業者の引退後は息子が事業を継続する。そのうちの一人がLawrence Baker Sheppard氏だ。創業者の息子であるローレンス・ベイカー・シェパード氏の名前をとり、ハノーバーフラッグシップライン・L.B.Sheppardが名付けられた言われている。ハノーバーの自社工場は1974年に閉鎖する。その後、ハノーバーのライセンスを1978年にクラークスに譲渡。翌年クラークスは1979年に老舗メーカー・ボストニアンの買収にも成功。クラークスはBOSTONIANの靴もハノーバーの工場で製造を開始する。
ブランド名: Hanover
モデル№:2100
サイズ:US 91/2
WITH:E
アウトソール:横広 11.5cm 横狭い7.2cm 縦 31.5cm ヒール2.5cm
色:Burgundy/バーガンディ
※ウイスキーカラーに近い
マテリアル: cordovan/コードバン
付属品:なし
状態:良好
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