ツァイスのアパートメーター(開口数測定器)
"Zeiss Apertometer (numerical aperture measuring device)"
1890年代に製造されたと思われるアクセサリーです。
アパートメーターは、対物レンズの開口数と開口角を測定するために ABBEが1876年に考案した装置です。この装置は、ドローチューブ式の大型または中型の160mm鏡筒長の顕微鏡で使用できます。装置には、ドローチューブの下端にねじ込む、焦点距離約 40 mm の低倍率対物レンズが付属しています。この対物レンズと接眼レンズの組み合わせによって形成される補助顕微鏡は、チューブ本体の端に取り付けられた対物レンズの射出瞳に焦点が合わせられており、開口数は2 つの可動金属指標を使用してアパートメーターの目盛りから読み取ることができます。
アパートメーターを装着したツァイス顕微鏡(画像5枚目と6枚目を参照)。※出品内容に顕微鏡は含みません
アパートメーターは半円形の向きが上になるように試料ステージの上に配置します。
1895年のツァイスカタログより、アパトメーターのページ(画像7枚目と8枚目を参照)。
【カールツァイスのユニークなアクセサリーで美しい状態を保っています。現在ではめったに見かけないレアアイテムです。】
カテゴリー:
テレビ・オーディオ・カメラ##望遠鏡・光学機器##顕微鏡