フランツ・ローゼンツヴァイクによる「救済の星」は、哲学的なテーマを探求した重要な作品です。
定価9500+税
20世紀初頭にドイツで刊行されるや、レヴィナスをはじめその後のユダヤ思想や現象学、実存主義思想などに決定的な影響を及ぼした伝説的な本です。
本文はキレイで書き込み等見当たりませんが、帯に若干のヤケがあります。
第一次世界大戦につづく10年の間に、ドイツを中心に、その後の時代に多大な影響をあたえることになる本が続々刊行された。シュペングラー『西欧の没落』、ブロッホ『ユートピアの精神』、カール・バルト『ロマ書講解』、ルカーチ『歴史と階級意識』、ハイデガー『存在と時間』、力点の違いはあれ、そこに共通しているのは、西欧近代への絶望と徹底した批判精神、そして世界終末観である。ここにもう一冊加えるとすれば、それが、ローゼンツヴァイク『救済の星』(1921)である。
(裏側紹介文より)
- タイトル: 救済の星
- 著者: フランツ・ローゼンツヴァイク
- 言語: 日本語
- 原著タイトル: DER STERN DER ERLÖSUNG
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