実家の蔵から虫干し中に出てきました。
いつのものか詳細は不明ですが
江戸後期のものかなと思います
「瘟疫論解元(おんえきろんかいげん)」
ーー以下AI解説ーー
原著について: 「瘟疫論」(おんえきろん)は、明末清初の中国の医師、**呉有性(ごゆうせい)**によって著された医学書です。1642年(崇禎壬午)に成立したとされています。
内容: 当時流行した疫病(伝染病)について論じたもので、その原因を「戻気」(れいき)という病原体に求めた画期的な温病学説の基礎を築きました。
『瘟疫論解元』の性質: 「解元」という言葉から、これは原著「瘟疫論」に対する注釈書や解説書、またはその抜粋をまとめたものと考えられます。
日本への影響: 「瘟疫論」は江戸時代に日本にも伝わり、多くの和刻本が出版され、日本の医学界、特に温病学の発展に大きな影響を与えました。 
この画像に写る『瘟疫論解元』は、おそらく江戸時代以降に日本で出版された和刻本か、中国から伝わった原版またはその写本であると考えられます。状態から見てかなりの年代物であると推測されます。
状態:書物自体は経年による劣化が見られ、紙の破れやシミ虫喰いなどあります。
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