ヘッドウェイ Headway HD-210 オールソリッド 1981年製 D-41タイプ
200番シリーズの最上位機種である『HD-210』は、
マーチン:D-41の素材を基にしており、
最高級の素材によるオールソリッドボディです。
指板・ブリッジにはエボニーが使用され、
本物の真珠貝ポジションマークや
ホワイトアバロン貝ボディバインディングなど、
丹念に象嵌されたこのモデルは、
メーカーの妥協を許さない精神を体現しているようです。
厳選された素材のオールソリッドボディは、
力強い低音とクリアな高音のバランスが良く、
優雅でありながら遠くまで届く豊かな音色を放ちます。
フィンガーピッキングでは、厳選されたスプルース単板トップの素早い反応が、
きらめくような繊細な音色を生み出し、
ローズウッドの締まった中音域と調和します。
引き締まった低音は、厳選されたローズウッド単板ボディを持つヴィンテージギター特有の響きです。
その音色は、いつまでも弾き続けたくなるほど。
ピック奏法では、ローズウッドボディの明るく澄んだ音が、自然に心地よくリズムを刻みます。
D-45にはない、華やかでありながらロック調のサウンドを奏でる—
—それがD-41の真髄です。
たくさん演奏されてきたのでしょう。
チューナーのペグ部分の金メッキは剥がれていますし、指板に指圧での凹みもあります。(フレットに凹みはありません!)
しかし、その分とても良く鳴る素晴らしいギターに育っています。
現代で、このスペックのギターを製作しようとしたら、一体いくらになるのでしょう・・・いや、
再現不可能かもしれませんね。
株式会社ヘッドウェイは日本を代表するルシアーである百瀬氏を中心に
1977年、長野県松本市に設立されました。
工場が稼働していた1977年から1983年の間に生産された本数はたったの5,000本ほど!
これだけでも、当時のヘッドウェイギターがいかに貴重か、お分かりいただけると思います。
数十年の時を経て、『ヴィンテージ』となった逸品を、ぜひあなたの手に。
=スペック=
トップ:厳選スプルース無垢材
サイド&バック:厳選ローズウッド無垢材
ネック:マホガニー (ダイヤモンド ボリュート)
ブリッジ&Fボード:黒檀 (本真珠貝 Hexagon ポジションマーク)
主な仕様:ヘッドウェイオリジナルチューナー、白アバロン貝 ボディバインディング、ヘッドウェイオリジナルハードケース
コンディション:【 A+ Good 】
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