テトラドラクマ / 銀貨
都市:アッティカ、アテナイ
発行年:紀元前355–294年頃
重量:16.75 g
サイズ:24 mm
ダイ軸(Die Axis):未詳
表面
女神アテナの兜頭像、右向き。アッティカ女神としての威厳を示す典型的な肖像。
→ アテナは都市アテナイの守護神であり、知恵と戦略の象徴。
裏面
梟(フクロウ)が右を向いて立ち、頭を正面に向ける。左にオリーブ枝と月、右に「ΑΘΕ(アテナイの略号)」の銘。
→ フクロウは知恵と夜の守護を象徴し、アテナの聖獣。月とオリーブは豊穣と都市国家の繁栄を示す。
歴史的背景
アテナイの「フクロウ」テトラドラクマは古代ギリシャで最も広く流通した銀貨であり、紀元前5世紀のアテナイ帝国からヘレニズム時代まで続いた。
この時期(紀元前4世紀後半)はペロポネソス戦争後の衰退期にあたり、貨幣もやや粗放なスタイルになるが、それでも国際的な信頼性は高く、エーゲ海からエジプト、さらにペルシア帝国領域にまで流通した。
文献番号
参考:HGC 4, 1597 ほか
分類
Greek, Attica, Athens, Tetradrachm (c. 355–294 BC)
※コインのみになります。
写真のコレクションボックス等は付属しません。
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