商品詳細
【メーカー】精工舎
【商品名】 機械式置時計 流金角枕目覚 外装金メッキ品 大正12年 稼働品
【サイズ(約)】幅82㎜×高さ140㎜×奥行72㎜
【商品状態】
この置時計は 大正12(1923)年に発行された精工舎の掛時計 置時計カタログに「流金角枕目覚」として掲載されています。
「流金」は金メッキです。この時計の入手時には、この置時計の外装全面にメッキ下の金属が酸化したことによる黒灰色点が「そばかす」状に金メッキ全体の上に拡がっていました。
外装表面の削り出しや研磨をせず、外装の脱脂、洗浄、酸性液剤への漬け込みを経て、経年の風合いを残すように再度 24金で厚付け電気メッキをしました。
【記念の名入れ】
背面扉に「贈 大正八年八月 三菱大夕張炭鉱・・・」が刻まれています。大正八年は1919年ですので、本品は製造から100年を経てなお稼働状態です。
1 時計の機構・・・稼働します。
時刻を表示するための 機構(ガンギ車、アンクル、テンプ、ヒゲゼンマイ)の状態は良好です。 時刻表示の精度は実用ではありません。
2 目覚ましの機構・・・稼働します。
目覚ましの時刻は、表の文字盤下部に1から12の数字を刻んだ円盤表示と時刻を示す針があります。置時計背面扉を開けると内部下部に時刻設定のねじがあります。
3 使用上の注意
ゼンマイは毎日巻きですが、巻く量を最小限にすることが最重要です。何か理由があって稼働が止まることが普通に発生しますが、慎重にゼンマイや時刻鍵を少し巻き、テンプとアンクルに振動を伝えることで、テンプが回転し、アンクルを押し再稼働します。ゼンマイの巻数に注意し、再稼働のための余裕を残すことが重要です。
【お願い】
製造から100年経た機械式時計の骨董品であり、これまでの所有者の維持管理の努力と愛情の賜物と思っております。
このことから返品と修理はお受けできませんことをご理解ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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