革靴の産地でもある奈良は、元々はきもの生産の盛んな土地柄。雪駄などの鼻緒を使ったはきものにおいては日本最大の産地です。そんな奈良の雪駄屋さん「大和工房」さんの協力を得て、県内の鼻緒職人さんに栃木レザーで鼻緒をつくっていただき、それを使ってつくったのがこの雪駄サンダルです。
伝統的な日本のはきものには左右の区別がありません。底が片減りしても左右を取り替えて長い間履くためです。それに比べて革靴は足の外側と内側で形状を変え、足にしっかりフィットさせようとします。この靴づくりの考え方を導入した雪駄サンダル。底の形状はもとより、鼻緒の位置を親指側に寄せ、左右の鼻緒の長さも足の外側と内側で変えています。
奈良の靴メーカーならではの、地元に伝わる伝統と、革靴独自の考え方を融合させたサンダルです。
品 番: KTO-4004
レザー: 栃木レザー