『象戯懷宗(しょうぎかいそう) 全』
著者:桂香山人(校正)
出版:東叡堂書(和泉屋吉兵衛版)
刊行:文化二年(1805年)春
江戸後期に刊行された将棋指南書の代表的一冊。
美しい筆致の木版刷りで、当時の棋譜や詰将棋、戦法解説などが
細密な図入りで記されています。
巻末には「文化二年春 芝増上寺前 和泉屋吉兵衛版」とあり、
印刷・製本ともに上質な和紙を用いた古雅な造本です。
表紙には経年によるスレや虫損が見られますが、
本文はしっかりと残り、図面・文字も明瞭。
和本らしい藍色の表紙と糸綴じが味わい深く、
骨董的価値の高い将棋書資料です。
江戸時代の文化・娯楽・教育史を知る上でも重要な一冊で、
コレクター・研究者・和本愛好家におすすめです。
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