黒招ノ猫 ― 招財ノ兆 ―
― 闇より現れ、黄金を抱く黒ノ護符 ―
漆黒の毛並みを持つ、丸みある猫の御宿物。
その掌には、輝く「千万両」の小判を抱えています。
古来より黒猫は「魔を祓い、財を呼ぶ獣」として重宝され、
特に金運守護の象徴として強き信仰を集めてきました。
この子は“財を宿す守猫”と呼ばれ、
持ち主の金脈をひらき、流れを止めぬと伝えられています。
臨時収入、事業拡大、宝くじ当選、思わぬ贈与など——
形を問わず、金の循環を促す力を持つとされます。
⸻
前の持ち主様の言葉
「黒猫を迎えてから、停滞していた取引が急に動き出し、
長く滞っていた入金が一気に入りました。
冗談のようですが、“黒い金運”と呼びたくなるほど不思議な巡りでした。」
「以来、猫の前では“欲を出さないこと”を意識していました。」
⸻
授かる恩恵
・金運上昇、臨時収入の呼び寄せ
・事業・取引・商談の円滑化
・お金の滞りを断ち、流れを生む
・悪意・嫉妬を避け、財の守りを強化する
⸻
この子を灯に託された方は、
「猫は財を抱いたまま、誰にも懐かず動かない」と残し、
黄色い布で包み、東の光が差す朝に幽封庵へと送られました。
穏やかな心で撫でるたび、その黒毛の奥に金の気配が宿る。
金の道は焦らずとも、必ず主のもとへ還る——。
夜禍ノ店 - 祀神 灯 -